2017年5月11日、長谷川豊 「Q,「片手落ち」という言葉は放送禁止用語なんでしょうか?というご質問を頂きました
2017年5月11日、長谷川豊 「Q,「片手落ち」という言葉は放送禁止用語なんでしょうか?というご質問を頂きました
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antiracism-info
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発言内容 | Q,「片手落ち」という言葉は放送禁止用語なんでしょうか?
というご質問を頂きました。
私のコラムの読者さんにもまだそんな方がいたのか、と逆に感心したので改めて解説です。
「片手落ち」
は片方の手が落ちている方を差別して表現している言葉では全然ありません。
辞書を見てほしいのですが、「片」方の「手落ち=準備不足」である、という意味です。
あと、一つ申し上げておきますが、そもそも「放送禁止用語」とかいうものは存在しませんからね?そんな法的な権限、誰にもありませんから。
放送した場合、変な誤解を生んでしまうとまずいのでやめときましょうか~が正解です。正確には【放送自粛用語】という分類があって、それらをアナウンサーは冊子でもらったりします。
関東の人はなかなかご存知じゃない歴史でしょうが、昔、関西中心に部落差別ってのがあったんですね。
で、部落差別されている人って、悔しいじゃないですか。
なので、解放同盟をはじめとする…まぁちょっと残念な歴史なんですけれど、極左の運動家やその人たちが資金を出して、極めて暴力的な行為をする反社会勢力を巻き込んで、徹底的な抗議活動をしたんです。
で、その対象がテレビや新聞だったわけ。
テレビ局や新聞社の人間は毎年2名ずつとか「研修」という名の徹底洗脳授業に参加させられて、まぁ実際に差別はよくないことなので、ギャンギャン二日間とか言われ続けてフラフラになって帰ってきてたわけです。
で、めんどくさいな、と。
そんなに言うし、そもそも差別はよくないからやめとこうぜ、と。
誤解を生む可能性があるんだったらやめとこうか、と。
そうやって全部片っ端からやめていったのが「差別表現」ね。
でも、実際の差別ならまだしも、上記した「片手落ち」のように、全然関係ないものも交じりまくってしまった結果、さすがにあんまり相手にされなくなってきて、結局その運動も次第に縮小化していったと聞いています。
ヒドイときはね
「4番目を見てみましょう~!」
と言ってアナウンサーが指を四本上げたら
「おい、これは『四つ指』と言って差別表現に該当するんだ!」
と言ってイチャモンをつけてきたそうです。アホかと。それにまともに付き合う局の上層部のチキンっぷりといったら頭が痛くなります。
私はバカバカしすぎたので、注意された翌週にも思い切り画面に向かって四本指を立ててやりましたけれど二度とクレームこなかったです。そんなもんなんです。しょせん金のために運動してる連中だから。
ま、そんな訳で2段階の答えがあります。
1、そもそも「放送禁止用語」なんてものは存在しません。クレームにビビった上層部が勝手に「自粛している」言葉はガイドライン上ありますが。そんなものは憲法に定められた「表現の自由」を無視した話です。
2、「片手落ち」は意味や語源からいっても、全く差別意図はありません。なので気にせず使ってください。差別がどうの、と言ってくる人は「片手が落ちて」と間違ってるのでしょうが、日本語を勉強するようにお伝えください。「手落ち」という日本語を教えてあげましょう。「片方の重要案件」の「手落ち」ですね。 |
発言者 | 長谷川豊 |
所属 | 千葉県衆議院選立候補 |
所属団体 | 日本維新の会 |
発言日時 | 2017/5/11 |
発言場所 | 長谷川豊公式ブログ 本気論 本音論 |
情報源 | 長谷川豊公式ブログ 本気論 本音論 「片手落ち」は差別用語なんでしょうか?というファンタスティックな質問が来ました |
掲載日時 | 2017/5/11 |
掲載元URL | http://blog.livedoor.jp/hasegawa_yutaka/archives/50019264.html |
事後経過 | |
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補足・解説 | |