政治家レイシズムデータベース:定義とデータ公開の原則


・ 「政治家」とは:国会・地方議会議員(経験者及び立候補経験者含む)をはじめとした、国家・地方公務員、政府・自治体関連の審議会委員、大学教員を含む公人のこと。

・ 「レイシズム」とは:基本的には人種差別撤廃条約第一条の「人種差別racial discrimination」の定義に該当する疑いのある「政治家」の発言/行為のこと。ただし以下のものを「レイシズム」に含めるものとする。
1)人種差別撤廃条約第四条で法規制が義務付けられているヘイトスピーチ(差別/レイシズム煽動)
2)上記1)の効果を持つ歴史否定/修正主義
3)「政治家」個々人の「レイシズム」を時系列的・継続的に監視する上で関連する同条約第一条「人種差別」以外の一般的な差別

・ データ公開の原則:上で定めた「政治家」による「レイシズム」のうち、本データベースで公開する事例は原則として下記各号いずれかにあたる信頼に足る証拠をARICスタッフが確認できたものに限ることとする
1)新聞記事・論文・雑誌・本・議事録など出版物・報告書
2)政治家本人の発言/行為、公式ウェブサイト・SNSアカウントを記録したもの
3)発信者を特定可能なウェブサイト・SNSアカウントを記録したもの

なお、上記以外の被害者や一般市民による証言や手記・メモなどについては、ARICスタッフが証拠能力を認めたものについては、当該ウェブページに確認方法について明記することとした上で掲載する。