1953年10月15日、久保田貫一郎 「これらを返せと主張して韓国側の政治的請求権と相殺しようということ
1953年10月15日、久保田貫一郎 「これらを返せと主張して韓国側の政治的請求権と相殺しようということ
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発言内容 | 日本としても朝鮮の鉄道や港を造ったり、農地を造成したりしたし、大蔵省は、当時、多い年で二千万円も持ち出していた。これらを返せと主張して韓国側の政治的請求権と相殺しようということになるのではないか。
これから先いうことは記録を取らないでほしいが、私見として言うが、当時日本が、〔朝鮮に〕行かなかったら中国か、ロシアが入っていたかも知れない。
〔カイロ宣言の「朝鮮人民の奴隷状態」ということばについて〕私見であるが、それは戦争中の興奮した心理状態で書かれたもので、私は奴隷とは考えない
〔韓国が日本の私有財産は没収されていると主張していることについて〕私見ではあるが、私有財産を没収することはやはり〔国際法〕違反であると思う
〔サンフランシスコ条約前の領土の処分や日本人の強制退去も国際法違反かと問われて〕領土は条約で決っているから問題はない。引揚げは占領軍の政策であったのだ |
発言者 | 久保田貫一郎 |
所属 | 外務省参与 |
所属団体 | |
発言日時 | 1953/10/15 |
発言場所 | 公務での発言(式典挨拶、党内会合) |
情報源 | 「妄言」の原形 日本人の朝鮮観 |
掲載日時 | 2014/12/15 |
掲載元URL | |
事後経過 | 韓国からの撤回要求に応じず、第三次日韓会談が決裂。日本政府は全面的かつ強力に「久保田発言」を支持した。 |
経過情報源 | 「妄言」の原形 日本人の朝鮮観:p238 |
経過掲載日時 | 2014/12/15 |
経過掲載URL | |
補足・解説 | |