反レイシズム教育のための公開学習会 第一回明戸隆浩さん「欧米先進諸国での反ヘイトスピーチ・レイシズム政策」


反レイシズム教育のための公開学習会

第1回 明戸隆浩さん 「欧米先進諸国での反ヘイトスピーチ・レイシズム政策」

開催概要

テーマ:「欧米先進諸国での反ヘイトスピーチ・レイシズム政策」

会場:大阪経済法科大学(麻布台)セミナーハウス
http://www.keiho-u.ac.jp/research/asia-pacific/access.html

日時:9月27日(日) 午後2時開始

参加費:500円 (定員20名。参加される方は事前にご連絡ください。)

■講師プロフィール

明戸隆浩(あけど・たかひろ)さん

関東学院大学ほか非常勤講師。専門は社会学・多文化社会論。1976年生まれ。著書に『ナショナリズムとトランスナショナリズム』(法政大学出版局、2009年、共著)、翻訳にエリック・ブライシュ著『ヘイトスピーチ 表現の自由はどこまで認められるか』(明石書店、2014年、共訳)など。

■開催趣旨

笑いながら「朝鮮人を殺せ」などと叫ぶ異常で醜悪なヘイトスピーチ(差別煽動表現)がいま、日本社会で頻発し大きな社会問題となっています。国連からも法規制を求める勧告が出され、戦後初となる人種差別撤廃法案が提出され、審議がはじまっています。

ところでヘイトスピーチや「人種差別」(レイシズム)とは何でしょう。正確な定義を聞かれると、戸惑う方も多いと思います。今の日本では、教育でヘイトスピーチやレイシズムについて教える機会がほぼないからです。

いまの日本の学校教育では、子どもたちはそもそも何が差別で何が区別なのかが、とてもあいまいなまま、大人になります。

日本でレイシズムをなくすためには、まずレイシズムとは何かを市民が知る機会を増やさねばなりません。

ARICでは学校教育に欠けている、反ヘイトスピーチ・レイシズム教育のために出張講演や公開学習会を行ってきました。今回は授業・教材づくりを行います。

第一回は「欧米先進諸国での反ヘイトスピーチ・レイシズム政策」です。反レイシズム教育にご関心をお持ちの方や、レイシズム問題について学びたいという高校生・大学生の方など、ぜひお越しください。

 

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