2023年2月24日、鈴木信行 「ロシアによるウクライナ侵攻から本日24日で1年目を迎えた。米国英国・NATOは、ソ連
2023年2月24日、鈴木信行 「ロシアによるウクライナ侵攻から本日24日で1年目を迎えた。米国英国・NATOは、ソ連
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発言内容 | ロシアによるウクライナ侵攻から本日24日で1年目を迎えた。
米国英国・NATOは、ソ連邦崩壊後のロシアを西から東の防衛線へと追い詰めてきた。
ロシアは西から国境線に迫る軍事圧力と、縮まる防衛線に対抗策を模索しても劣勢は変らない。
以上の欧州情勢を鑑みても、ロシアのウクライナ侵攻は独立国に対する明らかな侵略行為だ。
米国に追随してウクライナを支援する日本は、日本の国際情勢下の立ち位置を鑑みれば、ロシアの肩を持つことなど不可能だ。日本は日本の国益を考えて行動するだけだ。だが、岸田政権の外交方針を諫めはしても認めることではない。
米国はいつも国家戦略を間違える。かつて米国民主党は中国国民党を軍事支援し、日本をシナ大陸の泥沼に引き込んだ。
米国は大日本帝国を経済封鎖で囲い込み、大東亜戦争で敗戦に追い込んだ。その結果、アジアに共産主義を蔓延させた。東西冷戦の始まりだ。
数年後には米国も朝鮮戦争で共産主義勢力と戦い、やがてソ連邦に支援されたベトナムとの戦いで負けた。
旧ソ連の後継国であるロシアと米国は絶えず戦争をしている。両国ともアフガニスタンでは痛い目に遭っている。中東イスラム圏との戦いは紀元前からの永遠の戦いであり、終わることはない。
ロシアと米国は鎖国ができる産油国だ。現代の世界人類は化石燃料文明の中で生きている。エネルギー源を持ち鎖国できる両国は、一時の戦いで負けても強いのだ。
昭和40年代、1970年代に米国は共産主義の中心であるソ連邦との冷戦に勝つために、ソ連邦と長い国境線を要する中国共産党政権を西側陣営に取り込んだ。
ソ連邦は崩壊したが、米国と日本が支援した中国が太りすぎて米国と対抗し、軍事覇権と経済覇権を争うほどの脅威となった。
現在の米国にとり、正面の敵は中国だ。この中国を押さえ込むために経済力を削ぐための貿易規制を行なっている。中国との覇権争いは米国の勝利となるはずだ。
ところがバイデン大統領は中国との覇権争いを優先すべき時に、ウクライナを支援しロシアとの代理戦争を行なっている。
中国が大笑いしている様子が見て取れる。
本来、米国が優先すべき順位は、中国封じ込めだ。台湾防衛とフィリピン近海の防衛線堅持だ。
いつの時代も米国の国家戦略は大きな間違いをするのだ。米国の同盟国は迷惑と負担を被る。
中国が発信源となったコロナ禍による影響と、米国による先端技術の輸出規制で中国の経済力は、今後10年以内に衰退を始めるだろう。
それにしても米国が敵とする順位の1位は中国で、2位がロシアでなければならない。
日本は米国に追随しつつ、間違った戦略から軌道修正できるように国益を追求すべきだ。
EU諸国のように、冷徹に自国優先で生き残り戦略を立てなければ、米国の犠牲となり国費を浪費するだけだ。
防衛費1兆円増には増税が必要という。
ところがフィリピンに6000億円はシーレーン防衛という戦略があるとはいえ、ウクライナに7000億円は増税なしで支出できるという。
ロシアという国家が消滅することはない。
日本にとりロシアは隣国の軍事大国であり永遠の敵性国家だ。
敵性の優先順位とは、時代と共に変化して然るべきだと心得るべきだ。 |
発言者 | 鈴木信行 |
所属 | 元葛飾区議会議員 |
所属団体 | 無所属 |
発言日時 | 2023/2/24 |
発言場所 | 鈴木信行 公式ブログ |
情報源 | 鈴木信行 公式ブログ ウクライナ侵攻1年!いつも間違える米国の国家戦略! #葛飾区 |
掲載日時 | 2023/2/24 |
掲載元URL | https://ameblo.jp/ishinsya/entry-12790802812.html |
事後経過 | |
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補足・解説 | |