2022年11月27日、鈴木信行 「台湾の統一地方選は26日に投票が行われた。即日開票の結果、蔡英文総統が率いる与党
2022年11月27日、鈴木信行 「台湾の統一地方選は26日に投票が行われた。即日開票の結果、蔡英文総統が率いる与党
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発言内容 | 台湾の統一地方選は26日に投票が行われた。
即日開票の結果、蔡英文総統が率いる与党、民主進歩党は大敗した。
最重要の台北や北部の桃園の主要市長選で敗れ、21県・市の首長ポストを減らした。
台北市長選では、最大野党、中国国民党が擁立した初代総統、蔣介石のひ孫の蔣万安氏が勝利した。
蔡英文総統は選挙結果大敗の責任をとり、民進党主席を辞任する。
民進党が改選前に押さえていた7つの首長ポスト、特に人口の多い6直轄市のうち3市を2市に減らした。
国民党は首長ポスト13を維持し、直轄市も2から4に倍増させた。
台湾の親米政権である蔡英文総統の時代が終わるようだ。
これが台湾の民意ということか。
台湾国民は対中関係の改善を求めるというのか。
近年は米中関係悪化の影響を受け、米国は台湾に関する関与を大きく踏み込み前進させた。
再来年の総統選挙の結果次第では、台湾の外交政策は大きな変化をもたらす可能性がある。
中国は今回の選挙結果を「平和と安定をもたらすものだ」として評価している。
中国は本心では台湾への武力侵略を望んでいない。
台湾の対中融和政権誕生を待ち、経済と人口侵略で呑み込むことが中国共産党の上策と考えているのだろう。
台湾とフィリピンが親米政権となるか、親中政権となるか、台湾の政治情勢は日本の安全保障政策にとり、重要な影響を与える。
両国の間のバシー海峡を、日本のタンカーは往来するのだ。
蔡英文政権の残り任期で、米国との外交関係を戻れないところまで進める事が出来るだろうか。
台湾国民は台湾有事を避ける選択をしたともいえるが、
その先にあるのは海洋国が大陸の軍事経済大国に、呑み込まれる結果にならなければいいのだが、この心配は杞憂に終わらない。
次期総統選挙の趨勢を注目したい。 |
発言者 | 鈴木信行 |
所属 | 元葛飾区議会議員 |
所属団体 | 無所属 |
発言日時 | 2022/11/27 |
発言場所 | 鈴木信行 公式ブログ |
情報源 | 鈴木信行 公式ブログ 侵攻避けるか台湾で民進党が大敗し国民党が躍進!葛飾でフィリピンMフェス記念式典! #葛飾区 |
掲載日時 | 2022/11/27 |
掲載元URL | https://ameblo.jp/ishinsya/entry-12776516669.html |
事後経過 | |
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