2022年5月25日、鈴木信行 「昨日24日でロシアのウクライナ侵攻から3ヶ月が経過した。2・24は世界を一変させるほどの
2022年5月25日、鈴木信行 「昨日24日でロシアのウクライナ侵攻から3ヶ月が経過した。2・24は世界を一変させるほどの
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antiracism-info
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発言内容 | 昨日24日でロシアのウクライナ侵攻から3ヶ月が経過した。2・24は世界を一変させるほどの出来事となったのだ。
それは新たな時代の幕開けとなり、新冷戦が始まったということだ。
英米を中心とする西欧社会と、中国ロシアを中心とする現状の世界秩序の破壊を目指す勢力の対立が明確になった。
もう一つ明確になったのは、
ロシアは決して表明しないが、国際社会の中では中国の属国に落ちたということだ。
次に明確になったことは、
米国はロシアとの核戦争を避けるという現実だ。
米国の核兵器保有数はロシアの核兵器保有数に劣る。いずれ中国は核兵器数を3倍に増産する。核兵器保有数で中国ロシアは米国を圧倒する。そして独裁国家の中国ロシアは核兵器使用を恐れないが、民主主義国の米国は核兵器による被害を避ける。
岸田首相とバイデン大統領の日米首脳会談で判明したのは、米国の核の傘の再確認ではない。両首脳が強調すればするほど、米国の核は使用されないという事実だ。
つまりウクライナを見て理解できるはずだが、尖閣諸島くらいは日本人の手で守らなければ、米軍は出動しない。
ロシアがウクライナ侵攻で核使用をほのめかして恫喝したように、中国が核兵器使用で恫喝すれば、米国人に被害が出なければ米国は参戦しない。沖縄の米軍基地が攻撃されない限り、米軍は参戦しないと考えておくべきだ。
中国が尖閣諸島を侵略することは可能なのだ。
近未来予測をしておく。東南アジアは中国の影響下に入った。日本は東南アジアを取り合うのではなく、奪い返す戦略が必要だ。日本がのんきに平和ボケしていれば、石油もシーレーンも中国に押さえられる。
実は中国は現状が最盛期だと鈴木信行は考えている。次代は中国が世界に覇を唱えるという者も多いが、現在が最盛期である。
なぜかといえば、すでに生産労働人口の減少が始まっているからだ。65歳の人口が13.5%に達している。これから中国は国力が衰退するのだ。現状の勢いが今後も数十年は継続するが、必ず衰退し経済成長も止まる。中国の覇権は長続きしない。
いつまでかと問われれば10年だ。10年で中国の衰退が始まる。その時に日本国内の外国人人口比率が10%を超えると、社会不安が増幅されることだろう。
これは長期戦略を立てるのに長けている、英米や中国共産党首脳は理解していることだろう。つまり中国は最盛期の内にやるべきことをやっておくとしたら、日本は覚悟をした方がよい。台湾とフィリピンも日本と同じで覚悟が必要だ。違うのは台湾と違い、日本とフィリピンは覚悟と抑止力に欠けるという現実だ。
中国はロシアを支援し、対米国覇権争いである新冷戦の準備をしている。
海洋国家である日本は、米国英国と組み中国ロシアと対峙して金融覇権争い、技術革新で勝利する側について生き残りを図る。
今後、中国の人口侵略には最大限の警戒をする。
日本もロシアの石油や天然ガスに依存していた欧州諸国の苦悩を学ぶべきだ。
中国への経済的人的依存から脱却し、日本もロシアのように鎖国に耐えられる国づくりを進めるべきだ。
これからの日本は、台湾やアセアン諸国や海洋諸国と経済安全保障で連衡する。
ロシアは日本の第2位の敵性国家だ。1位はいうまでもなく中国だ。地政学的国家防衛戦略は基本線として維持しなければならない。だが、中国と対峙するにはロシアとの距離も一定の距離を保つことも必要だ。
日本の現状はロシアに対し過度に敵対し過ぎている。米国の尻馬に乗っての対ロシア宣戦布告状況は避けるべきだ。東ローマ帝国の継承国家ロシアは、中国の属国化をいつまでも容認しないからだ。
日本は今後10年を日本の生き残りを賭けた、東アジア覇権争いの期間と覚悟するべきだろう。
5Gもデジタルインフラも中国がアジアを席巻する。しかし中国衰退の兆候が見えている。日本は東アジアで軍事的緊張が高まるのを覚悟して、じっと我慢して嵐が過ぎ去るのを耐えるのだ。
米国のイノベーションと技術革新の勢いは衰えていない。米中の国力と国勢は再逆転し米国は復活する。
先の米ソ東西冷戦で日本は戦勝国となった。今次の米中新冷戦でも日本は戦勝国となる準備をするのだ。 |
発言者 | 鈴木信行 |
所属 | 元葛飾区議会議員 |
所属団体 | 無所属 |
発言日時 | 2022/5/25 |
発言場所 | 鈴木信行 公式ブログ |
情報源 | 鈴木信行 公式ブログ 2・24後の世界情勢の変化に中国時代到来と衰退の予兆を見た! #葛飾区 |
掲載日時 | 2022/5/25 |
掲載元URL | https://ameblo.jp/ishinsya/entry-12744637345.html |
事後経過 | |
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補足・解説 | |