2021年5月4日、鈴木信行 「今日は毎月開催している「外国人問題を考える勉強会」の予習をしよう
2021年5月4日、鈴木信行 「今日は毎月開催している「外国人問題を考える勉強会」の予習をしよう
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発言内容 | 今日は毎月開催している「外国人問題を考える勉強会」の予習をしよう。
いわゆる慰安婦、いわゆる徴用工と呼ばれる朝鮮人労働者問題など、日韓の関係は悪化し続けている。
日本と韓国は断交すべきだと考える。
日韓断交が実現すると、両国はどうなるか?
日韓関係断絶後にあり得る経済的悪影響とは?
断交反対派は言う。
日本にとって韓国とは、約二兆円前後の貿易黒字の対象だ。
韓国は観光、投資・金融、知的財産等で黒字をもたらしている。
だが、経常収支上の黒字を得られなくなるとかの話しは本当だろうか?
コロナウイルスの感染拡大の影響で、韓国人観光客は訪日していないが、日本の観光業は打撃を受けたかも知れない。だが、日本経済の致命傷ではない。
確かに日本経済に取って無傷ではないが、致命傷になることはないのだ。
それよりも、日本は知的財産を取られなくなるのではないか。
日本にとって韓国製半導体の代わりはあるが、台湾製半導体の代わりはない。台湾半導体メーカーの日本誘致を進めた方が得策だ。
韓国にとっては、
貿易通商と経済関係が断絶してしまった場合に、対日経常収支の赤字解消になる。
よかったね。観光政府の悲願の一つが実現する。
ところが、韓国の輸出産業にとり必須の部品、素材、工作機械等は日本に依存している。
レーザー照射事件以後、日本による輸出管理強化で韓国半導体産業の脆弱性を露呈させた。韓国製造業にとり日本からの輸入物資を得られなければ大きなリスクとなる。
昭和40年(1965年)以前の日韓関係は、正式な国交がなかった。
政治的な国交が存在しなくとも、昭和24年(1949年)の日韓通商協定のように、経済的な融通は利かせて来た。
ただし当時の韓国は世界の最貧国の一つに数えられていた。
朴正煕元大統領の英断で日本との国交正常化を果たし、日本から資金と技術が韓国に渡ったから漢江の奇跡と呼ばれる経済発展が実現したのだ。
中興の祖である朴正煕元大統領を、
親日反民族者として批判の対象としている現在の韓国は、これだけでも滅びる理由がある。
因みに日本と台湾は国交断絶している。
日本政府は中国共産党政権に気兼ねして、台湾と国交断絶したのだから酷い話しだ。
ところが日本国民と台湾国民の絆は強い。
国交断絶後も約半世紀に渡り、民間交流は盛んだった。
日韓の場合は国交断絶し、政府間の公式チャンネルが消失した場合、素直に民間交流として政権分離し交易が進むであろうか。
日本政府は政経分離するであろう。
韓国政府が政権分離できるか疑問だ。
安全保障政策としての側面を考えてみよう。
長期的外交問題として、
東アジア地域全体に安全保障上の悪影響をもたらすか。
日韓両国は米国や中国共産党政権を介し、
または国際機関を通して非公式的に、あるときは間接的に政治的な意思疎通が維持されると思われる。
日米同盟や米韓同盟の間接的な安保体制は、
これまで日韓両国の衝突や対立を防止してきた。
米国の軍事力で、
北朝鮮、中国共産党政権、台湾、ロシア(旧ソ連)といった、諸国間の衝突や対立を防止していたのは事実だ。
しかし、中国共産党政権の軍事的勃興により、
韓国外交の軸を中国共産党政権にシフトした韓国は、
日米VS中国共産党政権・北朝鮮側の国と認識すべきだ。
日韓の国交が断絶した場合、
今まで東北アジアの不安定要素を解消してきた「三角同盟」は日米同盟と韓米同盟の二つの同盟に分裂する?
果たしてそうなるだろうか?
韓国が中国共産党政権の影響下に入った場合は、三角同盟など先に破綻するではないか。
何より重要なことは、
米国と韓国の利益のために、
大東亜戦争以後の日本は国益を失い続けて来たという現実がる。
戦後の占領期に竹島を侵略されても、米ソ対立した東西冷戦を優先し黙って耐えたのだ。
日本と韓国に駐屯する米軍の軍事的な運用も、抑止効果を発揮しなくなる恐れがあるって?
在韓米軍が撤退したらどうするのだ?
東北アジア地域全体の安全保障上のリスクが増加するって?
米国の東アジアの防衛ライン上の優先順位は、
1に日本、2に台湾、3に韓国なのが現実だ。
日本が対中国共産党の最前線に立つことは間違いないが、
これは避けられない国際情勢の変化による現実なのだ。
日韓国交断絶した場合、
経済、安全保障上のリスクが日本に覆い被さることはある。
日本にとって無傷ではないが、
避けられない現実として受け止められる範囲と思われる。
台湾と国交断絶している現在の両国関係のように、
日韓関係も何事もなく民間交流が進むと考える方が妥当な判断だろう。
安全保障上のリスクは日韓国交断絶とは関係無しに、
東アジア情勢が悪化すれば、日本のリスクとして浮上してくる問題だ。
日韓国交断絶は、
日本にとっては耐えられる範囲の変化となる。
韓国にとっては大きな打撃を受けるだろう。
自業自得との言葉を韓国政府に贈らせていただくよ。
できれば文在寅大統領が日和らずに、
対日強硬外交を継続させることを願うばかりだ。
日本は台湾と国交回復して、
中国共産党の軍事力増強に共同で対抗しよう。 |
発言者 | 鈴木信行 |
所属 | 葛飾区議会議員 |
所属団体 | 無所属 |
発言日時 | 2021/5/4 |
発言場所 | 鈴木信行 公式ブログ |
情報源 | 鈴木信行 公式ブログ 日韓断交(日本と韓国の国交断絶)について考えてみる!台湾と国交回復しないのっておかしくない? |
掲載日時 | 2021/5/4 |
掲載元URL | https://ameblo.jp/ishinsya/entry-12672406309.html |
事後経過 | |
経過情報源 | |
経過掲載日時 | |
経過掲載URL | |
補足・解説 | |