2003年2月13日、鳥居泰彦 「まず、昨年の警察白書が言っておりますように、昨年の警察白書の段階で急にふえている
2003年2月13日、鳥居泰彦 「まず、昨年の警察白書が言っておりますように、昨年の警察白書の段階で急にふえている
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antiracism-info
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発言内容 | 〔日本の少年犯罪率について尋ねられて〕
まず、昨年の警察白書が言っておりますように、昨年の警察白書の段階で急にふえているという事実があります。しかし、それでも、今野先生がおっしゃるように、外国に比べればまだ低いことは確かです。しかし、事態としてはかなり深刻な事態になりつつあるということをまず申し上げたいと思います。
それから二番目に、なぜ日本の方が低いのかなんですけれども、私は二つの理由が、たくさんありますけれども、二つだけ申し上げたいと思います。
一つは、日本が、住民が比較的日本人で構成されている、単一民族の国だ。要するに、ほかの人種の人たちが非常に少ないということが残念ながらあると思います。これが、今度の警察白書をごらんいただければわかりますように、犯罪の中に占める他の国の人の割合がふえているということと関係があるというふうに考えるべきだと思います。
それからもう一つ、もっと大きな問題は、日本というのは今挙げられた国に比べればやはり所得格差が比較的平準な国だということだと思います。所得格差が、極端に大きく格差が広がっていきますと少年犯罪というのはふえる、そういう傾向があると思います。 |
発言者 | 鳥居泰彦 |
所属 | 慶應義塾大学学事顧問 |
所属団体 | |
発言日時 | 2003/2/13 |
発言場所 | 第156回国会 衆議院 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 |
情報源 | 国会会議録 第156回国会 衆議院 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 p.7 |
掲載日時 | 2003/2/13 |
掲載元URL | https://kokkai.ndl.go.jp/#/detail?minId=115604186X00120030213&spkNum=75&single |
事後経過 | |
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補足・解説 | |