1988年3月30日、中島源太郎 「用語が難しいものでございますから先に政府委員からお答えさせたのでございますが
1988年3月30日、中島源太郎 「用語が難しいものでございますから先に政府委員からお答えさせたのでございますが
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発言内容 | 〔江田五月議員による「文部大臣は、我が日本は単一民族によって構成されている国だと思いますか、そうではありませんか。」という質問に対して〕
用語が難しいものでございますから先に政府委員からお答えさせたのでございますが、ほぼ単一民族というのが正しいのだそうでございます。ですからそこでお答えをとめさせていただくのが正しいということにいたしまして、ただ私は、歴史の流れの中で、学者的に言うのでなくて、いろいろな血がまじり合ってそれぞれの民族、それぞれの国ができておると思うのでございますね。私は、ほぼ単一民族という表現が正しいとすれば文部省的にそれが正しいのだと思いますが、しかし、私はいろいろな意味で地域的な交流があり、しかしそういう交流がある中で、ただ私が申し上げたいのは、その地域の風土というものがございますし、そこに生きてきた歴史というものがありますし、その中の縦につながった魂、哀歓というものがございますから、その中では、同じ地域の、同じ風土の、同じ歴史の中での同属感というものはあったとしても、しかし、そこにいろいろな血がまじり、いろいろな民族の交換というかまじり合いがあり、それは大変結構なことだと私自身は思います。表現はさっきで終わりでございますよ。文部省的な表現ではほぼ単一民族。 |
発言者 | 中島源太郎 |
所属 | 文部大臣 |
所属団体 | 自由民主党 |
発言日時 | 1988/3/30 |
発言場所 | 第112回国会 衆議院 文教委員会 |
情報源 | 国会会議録 第112回国会 衆議院 文教委員会議録 p.11 |
掲載日時 | 1988/3/30 |
掲載元URL | https://kokkai.ndl.go.jp/#/detail?minId=111205077X00319880330&spkNum=96&single |
事後経過 | |
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補足・解説 | |