2017年12月25日、長谷川豊 「主婦になると2億円損するという本が出ているそうだ。私のコラムの読者の方には今更
2017年12月25日、長谷川豊 「主婦になると2億円損するという本が出ているそうだ。私のコラムの読者の方には今更
by
antiracism-info
·
発言内容 | 主婦になると2億円損するという本が出ているそうだ。
私のコラムの読者の方には今更言うまでもない話だが、多分こういう価値観の本を読む方はすでに何を言っても難しいのだろうな、と思う。
その本の宣伝のためだろうがこんな記事も出ていた。
■「専業主婦は2億円損」は本当か(All About)
別に個人の価値観である。
なので好きにすればいいのだが、事実だけ抑えておく。
そもそもアメリカを初め、世界では「専業主婦になりたい」「専業主婦という選択肢がある日本がうらやましい」という認識は常識。多分こういう連中はそのことすら知らないのだろう。
租税率と言って「稼いだ中からどれだけ国に搾取されているか?」を表す数値がある。
租税率20%であるなら、100万円稼いだ中から税金だ~保険料だ~年金だ~で20万円取られ、手元に残るのが80万と…まぁそういう数字なわけだが、左派の方々が大好きでやまない北欧諸国や、何にも勉強していない自称「知識人」が「少子化対策が成功している」と絶賛するフランスなど、50%60%という租税率が課せられ、
「生活できないから」
共稼ぎをしているのだ。私のもとにもスウェーデンに住む方からメールが来たが、働く女性がかっこいいとはではなく、子供が小さくても働かなければ生きていけない実情を切々と訴えてらっしゃった。日本の北欧諸国のイメージは現実とはかなり間違っている部分もあることは抑えておいた方がいい。
ちなみに私も住んでいたアメリカの場合、1999年に21%だった「専業主婦率」は2012年には29%である。専業主婦という生き方が本来はリスペクトされ、出来るのであればそうありたいと願うのは当然のことである。同じ時期の調査で1999年に2万人しかいなかった専業主夫も2012年には100倍となる200万人に増加している。
子供が小さいうちは両親のどちらかが一緒にいたい
というのは世界中のあたりまえの認識だ。生物なんだから当然。
逆に「共稼ぎでなければ生活が安定しない国家」などは本当は恥ずべきことでしかない。戦後の日本のシステムを否定して批判していれば楽しいのかもしれないが、個人の自由とは言えあんなに合理的な仕組みはそんなにはないと思う。事実、国という単位で見れば、日本の戦後はけた外れの成長をしていたことが結果として証明されている。
「家族と過ごす時間を金額で計算する」
という愚かな行為を正解だというのであれば、家になど帰らずに残業しなくればどれだけお得かの本を出せばいい。残業代の方がよほど儲かる。家族と過ごす時間なんて、金額と関係ないのは当たり前だ。
ま、こんなこと言ってる連中に限って「残業はダメぇ~働き方改革がぁ~」とか言ってるのである。矛盾もいいところ。結局は「働いてる女性が偉い」「専業主婦はダメ」と言ってるにすぎない。時代遅れの価値観もいいところだ。
子供が小さいうちくらい一緒に過ごせよ。
金より大事なもの、山ほど手に入るわ。
育児終わってから起業しても全然遅くない。
なんで「会社員として社畜として働く前提」しかないんだって話。
やれやれだ。 |
発言者 | 長谷川豊 |
所属 | 千葉県衆議院選立候補 |
所属団体 | 日本維新の会 |
発言日時 | 2017/12/25 |
発言場所 | 長谷川豊公式ブログ 本気論 本音論 |
情報源 | 長谷川豊公式ブログ 本気論 本音論 主婦になると2億円損するらしい。ホントに何にも分かっていないことだけはよく分かる。 |
掲載日時 | 2017/12/25 |
掲載元URL | http://blog.livedoor.jp/hasegawa_yutaka/archives/51290459.html |
事後経過 | |
経過情報源 | |
経過掲載日時 | |
経過掲載URL | |
補足・解説 | |