2017年10月23日、吉村洋文 「2017年10月23日 サンフランシスコ市長エドウィン・M・リー様 今般、山火事が
2017年10月23日、吉村洋文 「2017年10月23日 サンフランシスコ市長エドウィン・M・リー様 今般、山火事が
by
antiracism-info
·
公開済み
· 更新済み
発言内容 | 2017年10月23日
サンフランシスコ市長
エドウィン・M・リー様
今般、山火事がカリフォルニア州北部にもたらした甚大な被害に関し、心からお見舞いを申し上げます。犠牲になられた方々の御冥福と被災地の一日も早い復興を心からお祈りいたします。
この度は、サンフランシスコ・大阪姉妹都市協会アレン・オカモト、キャスリーン・キムラ共同委員長をはじめとするサンフランシスコ代表団の皆様を、両市が姉妹都市提携60周年を迎えるこの記念すべき年に大阪にお迎えし、この地で再会できたことを大変うれしく思う。この機会に、貴殿より10月2日に頂いた書簡に対する私からの返書を代表団に託したいと思う。
貴信にあったとおり、我々の姉妹都市関係は多くの交流・友好行事に育まれてきており、これらの行事が両市に相互利益をもたらし、両市民の相互理解を深めてきた点について、貴殿と全く意を同じくするところである。民間の市民の立場から両市間の草の根交流を支えておられるサンフランシスコ・大阪姉妹都市協会並びに協会の活動を支える貴市の取組みに心から敬意と感謝の念を表したい。
しかしながら、9月29日付の書簡において、現在民有地に設置されている慰安婦像及び碑が、サンフランシスコ市の意思として、公有地に移管されるようなことがあれば姉妹都市関係を根本から見直さざるを得ないとお伝えしたにもかかわらず、10月に開催された貴市議会において、像および碑文の寄贈にかかる決議が、予算財務委員会に付託されたと知り、今後の展開に懸念している。
私自身、前回も申しあげたとおり、長年培った姉妹都市関係の継続を切に望んでいる。困難を乗り越え、未来指向で両市が末永く姉妹都市交流を継続できるよう、再度貴殿の思慮深い対応を強く望むとともに、この書簡が、私の切なる願いとともに貴殿に届けられることを祈念している。
なお、この書簡については、前回の書簡同様、サンフランシスコ市民の皆様はもとより、大阪市民の皆様を含めて広く知っていただきたいとの趣旨で、公開書簡とさせていただきますのでご理解ください。
大阪市長
吉村洋文 |
発言者 | 吉村洋文 |
所属 | 大阪市長 |
所属団体 | 大阪維新の会 |
発言日時 | 2017/10/23 |
発言場所 | サンフランシスコ市長宛ての公開書簡 |
情報源 | 産経WEST 【大阪市長公開書簡】慰安婦像移管「貴殿の思慮深い対応を望む」 SF市長宛て10月23日付(全文) |
掲載日時 | 2017/10/26 |
掲載元URL | http://www.sankei.com/west/news/171026/wst1710260105-n1.html |
事後経過 | |
経過情報源 | |
経過掲載日時 | |
経過掲載URL | |
補足・解説 | |