2017年4月2日、桜井誠 「朝鮮(李朝)において木器ではなく、金属器が重宝され、現在に至っても金属の器に金属
2017年4月2日、桜井誠 「朝鮮(李朝)において木器ではなく、金属器が重宝され、現在に至っても金属の器に金属
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発言内容 | 朝鮮(李朝)において木器ではなく、金属器が重宝され、現在に至っても金属の器に金属の箸と匙を基本としています。日本と支那は木器(金属器が無いとは言いませんが、基本的に食事をする場合は木器を使います)、朝鮮は金属器、なぜこのような文化の違いが生まれたのでしょうか。朝鮮における金属器は民間ではなく、王朝文化由来によるものでした。
李王家ではスラサン(食事)において金属器を使うことが当然でした。あくまで個人的推測ですが、当初は銀などを使って毒物が入っていないかを確認していたのではないかと思います。それが、時代の変遷とともに金属器を用いることが一種のステータスになっていった、というものではないでしょうか。もちろん、料理の見栄えの問題や、季節の問題(李王家では5月頃を基準として陶磁器と金属器を使い分ける、日本で言えば衣替えのようなことをしていました)などもあったとは思いますが。
とまれ、こうした李王家の金属器使用が両班へ伝わったものと考えられるのです。庶民(被差別階層)は当然木器を使用していたのは言うまでもありません。そして、日本の半島への干渉が始まり、李氏朝鮮は崩壊し代わって朝鮮総督府が朝鮮を治める形になります。また、日本は半島で史上初めてとなる被差別階層の開放を行います。これによって、半島ではそれまで厳格な身分制度の下、中人(チュンイン、両班ではないものの手に職を付けた役立つ朝鮮人という位置づけ、良民)に独占されていた商業について、それまで携われなかった白丁などの被差別階層が次々商業を起こし、日本併合期における朝鮮半島は手工業、軽工業などが盛んになっていきました。そうして、徐々に金をためるようになった庶民が王家に憧れるのは当然の行動であり、木器は下賤の代物、金属器は王侯貴族の使うものとして認識が広がっていったのです。
これが朝鮮半島で金属器が使われる所以となっています。また、金属器が使用されることにより、食文化にも日本あるいは支那と明確な違いも生まれてきたのです。金属器に熱いスープなどを入れれば、当然器も熱くなり持つことは出来ません。だから、半島では器に口を付けない食べ方が文化として形成されていったのです。一方、我が国の木器や陶磁器は口につけても熱さがストレートに伝わらないため、器をもって口をつける食べ方、食文化が形成されていきました。どちらが良いということではなく、それぞれの文化が発達するのには、その文化を包む素地があったということです。 |
発言者 | 桜井誠 |
所属 | 東京都知事選立候補者 |
所属団体 | 日本第一党 |
発言日時 | 2017/4/2 |
発言場所 | Doronpaの独り言 |
情報源 | Doronpaの独り言 木器の日本 金属器の朝鮮 食文化の裏側 |
掲載日時 | 2017/4/2 |
掲載元URL | http://ameblo.jp/doronpa01/entry-12261639257.html |
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