2016年4月10日、和田政宗 「「テロ」を許さないと言うことに関しましては、みなさんご存じの通り、安重根が伊藤博文公
2016年4月10日、和田政宗 「「テロ」を許さないと言うことに関しましては、みなさんご存じの通り、安重根が伊藤博文公
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発言内容 | 〔抜粋〕
「「テロ」を許さないと言うことに関しましては、みなさんご存じの通り、安重根が伊藤博文公を撃ってしまったがために、朝鮮併合が進んだということは、これ紛れもない事実でございます。伊藤博文公は、「もう朝鮮半島併合してくれって言っているけれども、併合したらもう重荷になるからそんなのはやめましょう。あそこは緩衝地帯であるからロシアに対してもしっかりと対応できる。中国大陸の軍閥に対しても対応できる。だからあそこは緩衝地帯で、独立国であることが重要なんです」というふうに言っていたらですね、バーンと撃っちゃったんですね。〔中略〕すなわち、先の大東亜戦争に向かう道も、安重根が頓珍漢なことをやってしまったがために、日本がずるずる引き込まれていったという側面もありますので、こういった事実もしっかり語り継いでいかなければならないなというふうに思っております。」
〔文字起こし全文〕
本日会場にお集まりのみなさま、本当にお疲れ様でございます。参議院議員の和田政宗でございます。今日会場にお集まりの方々は、「テロ」を絶対に許さないという決意でお集まりいただいたことというふうに思っておりますが、なんと宮城県には、「テロリスト」をさも礼賛するかのような公共の案内板があるというような形でございまして、私はこれを国会において取り上げて戦って参りました。
「テロ」というものは当然許してはなりません。ただ、それぞれの思いの中で、「「テロリスト」だったけれども受刑者になったから、それで結局死んだわけだからそれは弔いましょう」とかという考えがある人がいるのはわかります。ただ、それは民間でやってください、という形ですね。これも、若柳金成インターというところの、「安重根記念碑はこちら」という掲示板なんですけれども、これを公がやるということは、極めておかしなことになるわけですね。
これは伊藤博文公を暗殺した人物でありますので、暗殺をした人物を、公的機関が、さも「その記念碑はこちらですよ」というふうに称えるということであれば、これは、「日本は「テロリスト」に寛容な国なんだ」というような形で世界の方々は思うというふうに思うんですね。ということは、「日本で「テロ」ができるかもしれない」、こういったことにもつながると思うんですね。もし仮に日本でそういった「テロ」が起きたときに、じゃあ宮城県は責任をとれるんですかということを含めて、これは問うていかなくてはならないというふうに思います。
一民間人であればほとんど考えないですけれども、一応国会議員としての立場ですので、公的な立場でありますので、民間が設置する看板についてはとやかく言う必要は、今の立場では言えない。ただ、公的機関があのような看板を設置するということは、これは我々日本人をテロから守るという意味でも、極めて危険なことだというふうに思っております。ですので、私は撤去の活動を続けてきたということですけれども。
質問して数ヶ月後、去年の4月に、なんと向こう5年間あの看板が、設置・管理を、宮城県によって更新されるというようなことがありまして。県民のみなさま、こういったこと知りません。こういったことも含めて、あそこに行った方は、「なんだあの看板は」というふうに、普通みなさん思うわけです。
安重根〔を〕あまり詳しく知らない人も、「あれ、これ確か伊藤博文公を撃った人だよな」というふうに思って、普通の、割合に中道の人は、「あの看板どうなんだろうな」というふうに、気づいた人は言うわけです。で、当然歴史がわかっている人間からしますと、ありえないということでありまして。
あのように案内板が設置されているというのは、実は調べましたら、宮城県が設置しているのはあの場所にもう一つあるんですけども。もう一つは利府の新幹線の車両基地に、ほとんどお金かかんないように、木の板を3枚くらい打ち付けて、「ここは新幹線の車両基地です。宮城県」という感じで。たぶん、その看板を設置するのに1万円もかかってないと思うんですけど。5000円くらいでできちゃうんじゃないかという感じなんですけど。あれだけ立派な看板が数カ所、若柳金成インター付近にはあるんですね。
「安重根の記念碑、「テロリスト」の記念碑はこちら! 設置宮城県」というような形でありまして、これ、当然撤去させるということを上げたんですけども。その「安重根の記念碑があるお寺さんはこちら」という感じになってますんで。みなさん、地域のお寺さんで、歴史のあるお寺さんですとか、これは神社も含めて、民間施設でもいいと思うんですけども、たくさんたぶん、県外からの観光客や県内の観光客に、紹介したいお寺さんだってあると思うんです。
これ、みなさん全部県に上げていただければ、県が設置すると思いますんで。それで設置しないということになれば、「じゃあなんであの安重根の記念碑のあるお寺さんの案内板は出してるんだ。碑はこちらだってやってるのに。」地元の英雄、埋もれた人がいたんですね。
どんどん、その碑の案内板ですとか、お墓の案内板を、県によって設置してもらおうということで、『殿、利息でござる』〔阿部サダヲ主演の映画、2016年5月公開〕が5月〔に公開されます〕。これは、大和町吉岡の穀田屋十三郎という地元の人が仙台藩からの税に苦しんでいたところを、みんなのお金を3億ぐらいかき集めて藩に貸しちゃおうというようなことで、その利息を取って、吉岡の宿場町ですけれども、人たちが永続的に暮らせるようにというようなことで知恵を絞った。
いやー、いいですね。穀田屋十三郎のたしか碑というか、穀田屋十三郎の末裔のたしかお店があったと思いますので、こういうのを宮城県に働きかけて、どんどんどんどん看板を設置していただいて、宮城県内の寺社仏閣は全部、宮城県が案内板を作るようにですね。これはもうみなさん、ちょっと今日の会の趣旨とは違うのかもしれないですけど、こういった宮城県の観光振興になるようなことを宮城県にどんどんどんどん働きかけていきましょうということも、呼びかけていきたいなというふうに思っています。
「テロ」を許さないと言うことに関しましては、みなさんご存じの通り、安重根が伊藤博文公を撃ってしまったがために、朝鮮併合が進んだということは、これ紛れもない事実でございます。伊藤博文公は、「もう朝鮮半島併合してくれって言っているけれども、併合したらもう重荷になるからそんなのはやめましょう。あそこは緩衝地帯であるからロシアに対してもしっかりと対応できる。中国大陸の軍閥に対しても対応できる。だからあそこは緩衝地帯で、独立国であることが重要なんです」というふうに言っていたらですね、バーンと撃っちゃったんですね。
それで併合が進んじゃって、結局日本はロシアに対処するということで、今度は満州国が独立するというのを支援していって、あの緩衝地帯をつくっていくと、緩衝地帯をつくることを支援していくというような形になっていきましたので。すなわち、先の大東亜戦争に向かう道も、安重根が頓珍漢なことをやってしまったがために、日本がずるずる引き込まれていったという側面もありますので、こういった事実もしっかり語り継いでいかなければならないなというふうに思っております。
で、あと、最近思うのは、徹底的に韓国・中国とは議論をしていこうというふうに思っています。今までは、私はとにかくもう、何かこう、関わると巻き込まれていくというような過去の歴史のことがありますので、なるべく韓国と中国の方々とは、ご近所づきあい、適当なですね、何か話しかけられたら、「そうですね、今日はいい天気ですね。ではまた」と言って、なるべく関わらないようにしていたんですけれども。ちょっと、ある発想が思い浮かびまして。
それは、先月、先々月ですか。沖縄に行って、辺野古のゲート前で不法占拠している連中に対して、テントの前でやろうとしたんですけど、さすがにそれは警察がやめてくれと言うので、通り挟んで向かい側で演説を打ったんですけれども。まともに彼らは反論をされていないので、私がきわめて理論立てて、論理立てて反論をしていくと、みなさん、相手方がビビるわけですね。今までそういう反論をされたことがないので、反論できなくなるんですね。
しかも、米軍の撤退については、私も将来的には自主防衛ということで、即時撤退という形ではないですけれども、米軍基地は段階的になくしていって、我が国は我が国民の手で守るというようなことを考えていますので。その話をすると、相手も実は言っていることが一緒なんで、言えなくなるんですよね。
で、こちらは、「不法占拠、これはテントを不法占拠、〔言語不明瞭。「公用地を」? 〕不法占拠しているんだから撤去しなさい。現行憲法上も法律上も平穏な抗議活動は認められているんだから、そういう平穏な抗議活動をやって建設的な議論をしなさい」と言うと、みなさんもう反論できなくなるんですね。ぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃ、なんか言葉にもならないようなこと言ってるんですけれども。
そういうことも含めて、韓国・中国とは、正しい歴史をしっかりと説明をしていけば、相手方は反論するあれも持ってないわけですから、これは竹島も含めてですね。日本の領土であるということが明らかな文書が最近になっても出続けるというような状況ですので、こんなのは国際司法裁判所に持っていけば勝つんですけれども、彼らは負けると分かっているんで嫌だって言っているんで。そういうような韓国人・中国人とは、そういった議論の場にしっかりと引き入れてですね。彼らはガーガー言うわけですよ、「侵略した、なんとかした」とかと言って。「あなたたち、それ事実なんですか、史料を示してください。」無いですよね。で、こちらは史料を示して、徹底的にやっていくということですね。
これは、私が相手にしないということから転換をしたのは、やはり、国連の女子差別撤廃委員会でありますとか、国連の人権委員会で、沖縄の我那覇さんですとか、あとは我が党の仲間でありました杉田水脈さん、行ってその話を聞くと、もう、やりたい放題、彼らは。韓国、中国、そして、日本の左翼ですね。
それで、「日本はこんな悪いことをした」と言うんですね。全然、そんなことはしていないのに、そういったことをやっていくということも含めてですね。しっかりと議論をして、反論をして、「事実関係はこうだ」ということをこっちから言っとかないと、彼らは勝手にまた拡散をし始めますので。国連の場においてもしっかりと我々の正しい歴史を広めていくということと、彼らにしっかりこちらが言っとかないと。それで彼らが日本語を使えるかどうか分からないですけれども、ちょっとそういったことも必要なんじゃないかなあというふうに思っています。
いずれにしても、「テロ」に対する問題というのは、これは今、国際的な議論になっているわけなんです。チベットとかウイグルで中国人が、中共ですね、彼らに対して「テロはいけない」とか言って、それで〔言語不明瞭〕とか銃で乱射してるんですけれども。そういった、私は「テロ」ではないというふうに思います。実際いわゆる、中国が撃ち込んだためにそれに対して反撃をしているということとか、そういったこともありますので。
それはそうとして、基本的には、「テロ」に対するものというのは、「IS」のことも含めまして、日本のみならず世界各国が今協調して戦っている中で、そういった看板が日本に存在するというのは、日本国民として非常に恥ずべきことだというふうに思わなければいけない。
そして、「テロ」を助長する、「テロ」が起きるたびに、これは日本人として、あの看板が存在するということを恥じて、ああいったものが存在するから世界で「テロ」が起きる、ということを改めて認識をしていかないとならないというふうに思っています。
とにもかくにも、今日お集まりいただいたみなさまと、共に思いを〔言語不明瞭。「一致を」? 〕させながら、こういった卑劣な「テロ」行為でありますとか「テロ」活動を礼賛するような看板については、当然許すことできない、撤去を求める、そういったような活動をしていきたいなというふうに思っています。
この活動が実った時には、宮城県内各地で、お寺さん、寺社仏閣の案内看板が宮城県によって設置をされるという、日本一寺社仏閣の行き方がわかりやすい土地になるんじゃないかというふうに思っておりますので、みなさんご協力をよろしくお願いいたします。ありがとうございます。 |
発言者 | 和田政宗 |
所属 | 参議院議員 |
所属団体 | 日本のこころを大切にする党 |
発言日時 | 2016/4/10 |
発言場所 | 「テロリスト・安重根の碑案内板撤去を求める国民集会!」寄稿のビデメッセージ |
情報源 | Youtube 【2016/4/10】テロリスト・安重根の碑案内板撤去を求める国民集会!1/7 |
掲載日時 | 2016/4/10 |
掲載元URL | https://www.youtube.com/watch?v=DVJZJYr-vdw |
事後経過 | 有田芳生参院議員(民進党)による、「差別の煽動を容認する極右政党『日本のこころ』」、「『差別の煽動』とはヘイトスピーチを容認するという意味だ。和田氏は、在特会(在日特権を許さない市民の会)が参加する会合に、ビデオメッセージを送ったことがある」との指摘に対し、「『差別の煽動を許容する』は誹謗中傷であり、絶対に許せない。〔中略〕保守系の会合にメッセージは送ったが、参加者全員など確認できない。たまたま、在特会の関係者が来ていたのだろう。民進党は勝手なレッテル張りを許容する政党なのか」と反論。 |
経過情報源 | zakzak ツイッターで壮絶バトル 民進・有田氏と日本のこころ・和田氏 |
経過掲載日時 | 2016/5/22 |
経過掲載URL | http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20160522/plt1605220830001-n1.htm |
補足・解説 | |