2016年4月27日、曽野綾子 「「私は戦争直後の世相を知っておりますが、結核や大腸カタル、化膿性の疾患で死んだ
2016年4月27日、曽野綾子 「「私は戦争直後の世相を知っておりますが、結核や大腸カタル、化膿性の疾患で死んだ
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発言内容 | 「私は戦争直後の世相を知っておりますが、結核や大腸カタル、化膿性の疾患で死んだ人もいました。それを治していただくのが希望でしたが、そうして人間の命がどんどん延びたらどうなるか、推定していなければいけなかった。医学界は何を怠けていらしたのかと思うんです」(中略)(高額の癌治療について)「私は、やりたい人は私費でやっていただきたいと思う。そうすれば、儲かったお金が次の研究費にも回りますからね」(中略)「救急車にしても、タダの人もあるべきですが、払える人は払うべきです」(中略)「川崎の老人ホームで、入浴を拒んだ入居者を突き落とした若い男がいました。ですからうちでも言ったんです。「4階から突き落とされてもいいのなら、お風呂 に入らなくてもいいわよ」って。うちは4階まではないんですけど、こうして90歳を脅していると、自分で選ぶんです。私は、人間は死ぬものだという教育を 幼稚園から受けていますから、いつまでも生きたいという感覚がわかりません。政府の教育審議会の委員を務めたときも毎回、「義務教育から死の教育をすべき だ」と言いましたが、通ったためしがない」(中略)(患者にたいし、高額の医薬品を使用すれば、国がもたないと伝えるべきかと問われ)「おっしゃってよろしいですよ。私、言えますよ。雇われましょうか(笑)。だって事実はそうなので、仕方ないですよね。もうひとつは、裕福なエリート層に、使う場合は自費で使ってくださいと運動すべきですね。ノブレス・オブリージュです。ぜひ自費申請していただいたほうがいい」「勲章をあげてもいい。あるいは、赤坂で美女と遊べるという、よくわからない景品をつけるとか」(麻生副総理の「さっさと死ねるようにしてもらわないと」という発言について) 「信念をもっておっしゃったのなら、麻生さんはなぜ謝ったんでしょう。麻生さんの発言を聞いて、この人は悪い人だと思ったら、1票を入れなければいいだけのことですから」(中略)「お国という意識は、私にはハッキリありますね。それは若い人たちということです。社会と言ってもいい。そして、人間には生きる権利もあるけれど、死ぬ義務もあると思うんです」 |
発言者 | 曽野綾子 |
所属 | 日本郵政社外取締役 |
所属団体 | |
発言日時 | 2016/4/27 |
発言場所 | 週刊新潮 2016年5月5・12日ゴールデンウイーク特大号 |
情報源 | デイリー新潮 「夢の薬」をみんなで使えば国が持たない――対談 里見清一VS.曽野綾子〈医学の勝利が国家を亡ぼす 第1回〉 |
掲載日時 | 2016/4/27 |
掲載元URL | http://www.dailyshincho.jp/article/2016/05160300/?all=1 |
事後経過 | |
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補足・解説 | |