1994年7月、石原慎太郎 「アジアと日本の関係を考えるとき、いつになってもきまってさきの大戦への謝意
1994年7月、石原慎太郎 「アジアと日本の関係を考えるとき、いつになってもきまってさきの大戦への謝意
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発言内容 | アジアと日本の関係を考えるとき、いつになってもきまってさきの大戦への謝意の有無が取り沙汰されるのはどうにかならないものだろうか。
たとえばベトナム戦争に敗れたアメリカがベトナムに詫びたとは聞いていないし、かつてオランダのベアトリクス女王が初めて来日したとき過去の戦争について総理がひと言陳謝すべきだなどという声が自民党の中にもあったが、女王が来日の道すがら二百年近く支配収奪し数百人の住民を殺したインドネシアに寄って過去を詫びたという話も聞いたことがない。ドイツは第一次大戦で敗戦国になったが、普通の講和条約を締結し賠償を払い、アルザスとロレーヌをフランスに取られたけれども、加えてしきりに謝罪したか? 第二次大戦後ドイツの首相は世界やヨーロッパにナチスの残虐行為は詫びたが、戦争行為そのものについては謝罪もしていない、例をいちいち挙げたらきりがない。 |
発言者 | 石原慎太郎 |
所属 | 衆議院議員 |
所属団体 | 自由民主党 |
発言日時 | 1994/7 |
発言場所 | 『かくあれ祖国』 |
情報源 | 石原慎太郎公式HP "石原慎太郎の理念・思想 「国際関係論」 アジア、その関係と歴史の総括" |
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掲載元URL | http://sensenfukoku.net/philosophy/relation/history/#000092 |
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補足・解説 | |