1986年9月24日、中曽根康弘 「22日の自民党全国研修会で行った米国の人種問題に関する発言が、米国の報道
1986年9月24日、中曽根康弘 「22日の自民党全国研修会で行った米国の人種問題に関する発言が、米国の報道
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antiracism-info
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発言内容 | 22日の自民党全国研修会で行った米国の人種問題に関する発言が、米国の報道機関などで大きく取り上げられたことについて、「あれは発言の一部だけが取り上げられている。米国はアポロ計画や戦略防衛構想(SDI)で大きな成果を上げているが、複合民族なので、教育などで手の届かないところもある。日本は単一民族だから、手が届きやすい、ということだ。演説全体を読んでもらえればわかる」と釈明、発言は「他国をひぼうしたり、人種差別したわけではない」と強調した。また、「説明不足、舌足らずだった」とも述べた。(「単一民族発言」と呼ばれる) |
発言者 | 中曽根康弘 |
所属 | 内閣総理大臣 |
所属団体 | 自由民主党 |
発言日時 | 1986/9/24 |
発言場所 | 「知的水準発言」における釈明の会見 |
情報源 | 朝日新聞 首相、米の人種問題発言で「発言の一部だけ」と釈明 |
掲載日時 | 1986/9/24 |
掲載元URL | |
事後経過 | アイヌ民族の団体からの抗議を受け、10月21日に中曽根氏は国会答弁で単一民族発言にたいして、「私は、日本におきましては、日本の国籍を持っている方々でいわゆる差別を受けている少数民族というものはないだろうと思っております。国連報告にもそのように報告していることは正しいと思っております。大体、梅原猛さんの本を読んでみますというと、例えばアイヌと日本人、大陸から渡ってきた方々は相当融合しているという。私なんかも、まゆ毛は濃いし、ひげは濃いし、アイヌの血は相当入っているのではないかと思っております。」と答弁しさらに問題になった。 |
経過情報源 | 読売新聞 人種論争 "思いがけない"展開 |
経過掲載日時 | 1986/11/3 |
経過掲載URL | |
補足・解説 | |