2014年1月6日、長谷川三千子 「たとえば平成11年施行の「男女共同参画社会基本法」の第4条を見てみますと、
2014年1月6日、長谷川三千子 「たとえば平成11年施行の「男女共同参画社会基本法」の第4条を見てみますと、
by
antiracism-info
·
発言内容 | たとえば平成11年施行の「男女共同参画社会基本法」の第4条を見てみますと、そこでは「性別による固定的な役割分担」を反映した「社会における制度又は慣行」の影響をできるだけ退けるように、とうたわれています。どういうことなのか具体的に言えば、女性の一番大切な仕事は子供を生み育てることなのだから、外に出てバリバリ働くよりもそちらを優先しよう。そして男性はちゃんと収入を得て妻子をやしなわねばならぬ--そういう常識を退けるべし、ということなのです。
実はこうした「性別役割分担」は、哺乳動物の一員である人間にとって、きわめて自然なものなのです。妊娠、出産、育児は圧倒的に女性の方に負担がかかりますから、生活の糧をかせぐ仕事は男性が主役となるのが合理的です。ことに人間の女性は出産可能期間が限られていますから、その時期の女性を家庭外の仕事にかり出してしまうと、出生率は激減するのが当然です。そして、昭和47年のいわゆる「男女雇用機会均等法」以来、政府、行政は一貫してその方向へと「個人の生き方」に干渉してきたのです。政府も行政も今こそ、その誤りを反省して方向を転ずべきでしょう。それなしには日本は確実にほろぶのです。 |
発言者 | 長谷川三千子 |
所属 | 埼玉大名誉教授 |
所属団体 | |
発言日時 | 2014/1/6 |
発言場所 | 産経ニュース「正論」 |
情報源 | 産経ニュース "【正論】年頭にあたり 「あたり前」を以て人口減を制す" |
掲載日時 | 2014/1/6 |
掲載元URL | http://www.sankei.com/economy/news/140106/ecn1401060042-n1.html |
事後経過 | |
経過情報源 | |
経過掲載日時 | |
経過掲載URL | |
補足・解説 | |