1988年5月9日、奥野誠亮 「東京裁判をどう評価するかということでございますけれども、私は勝者が敗者に
1988年5月9日、奥野誠亮 「東京裁判をどう評価するかということでございますけれども、私は勝者が敗者に
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発言内容 | 〔奥野氏の東京裁判にや靖国神社への公式参拝の是非についての見解に対して、国内外で批判が高まっていることに対し〕私は記者の質問に答えました際に、我が国の神道においては人間が死ねばみんな神様になるんですよ、こういうことも申し上げました。そういうことで祖先を神として祭っているのですよということも申し上げました。靖国神社には亡くなった方々を神としてお祭りしているんだというふうに考えているわけでございまして、ここは渡部さんと私と全く考え方の違う点だと思います。我が国では国会で遺族に対しましては年金が支給されておりますし、また巣鴨で拘禁されておった方の中にはその後において国政の上で重要な役割をなさっている方々もたくさんあるわけでございます。
東京裁判をどう評価するかということでございますけれども、私は勝者が敗者に加えた懲罰だ、こういうふうな理解をしているわけでございます。しかし日本が過去いろいろ迷惑をかけていることはたくさんあるわけでございますので、それは謙虚に反省して今後の我が国の行方によい反省の指標にしていかなければならないということは十分考えているつもりでございます。 |
発言者 | 奥野誠亮 |
所属 | 国土庁長官 |
所属団体 | |
発言日時 | 1988/05/09 |
発言場所 | 国会、議会答弁 |
情報源 | 国会会議録検索システム |
掲載日時 | 1988/05/09 |
掲載元URL | http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/112/0410/11205090410005a.html |
事後経過 | |
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補足・解説 | |