2月28日(日)反レイシズム教育のための公開学習会 第3回 遠藤正敬さん「戸籍と国籍からレイシズムを考える」
2月28日(日)反レイシズム教育のための公開学習会 第3回 遠藤正敬さん「戸籍と国籍からレイシズムを考える」
■開催概要
テーマ:「戸籍と国籍からレイシズムを考える」
会場:若松地域センター第2集会室B
〒162-0056 新宿区若松町12-6
http://wakamatsuchiiki.sakura.ne.jp/facilities/f2assem2.html
※最寄り駅は東新宿駅です(以下、地図です)
https://www.google.co.jp/maps/place/%E8%8B%A5%E6%9D%BE%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC/@35.6971531,139.7077704,15z/data=!4m2!3m1!1s0x0:0xdcc145d08725f65c
日時:2月28日(日) 午後6時開始
参加費:500円 (定員20名。参加される方は事前にご連絡ください。)
■講師
遠藤正敬(えんどう・まさたか)さん〔早稲田大学台湾研究所招聘研究員。専門は政治学、日本政治史、東アジア国際関係史〕
※著書『戸籍と国籍の近現代史――民族・血統・日本人』(明石書店、2013年)ほか
■開催趣旨
笑いながら「朝鮮人を殺せ」などと叫ぶ異常で醜悪なヘイトスピーチ(差別煽動表現)がいま、日本社会で頻発し大きな社会問題となっています。国連からも法規制を求める勧告が出され、戦後初となる人種差別撤廃法案が提出され、審議がはじまっています。
しかしこうした状況にもかかわらず、今の日本では、教育でヘイトスピーチやレイ シズム(人種・民族差別)について教わる機会がほぼありません。
日本でレイシズムをなくすためには、まずレイシズムとは何かを市民が知る機会を増やさねばなりません。そして、何が差別にあたるのか、その基準を身に着け、他の人にわかりやすく説明できるような市民を育てていく必要があります。
そこでARICでは今回、「差別とはなにか」をたんに学ぶだけでなく、それを「どう教えるか」ということを考えるための学習会を企画しました。また、差別とは何かを見る目を養い、的確に言語化するための議論も行いますので、学校などで教える機会をもつ方はもちろん、そうした機会のない一般の市民の方や高校生・大学生の方にも是非参加していただければと思います。
今回の講師は日本独特の戸籍制度について研究している遠藤正敬(早稲田大学台湾研究所招聘研究員)さんです。