一橋大学准教授ジョン・F・マンキューソ氏による活動妨害について


私たちARICは去る2016年12月14日に一橋大学にて公開研究会「ARIC緊急企画「世界で台頭するポピュリズム/排外主義と日本」」を開催しました。

じつは当時その研究会に、一橋大学の大学教育研究開発センターの准教授であるジョン・F・マンキューソ氏が突如会場に乱入し、自分が誰であるか名前も所属さえも一切明かさずに、来場者全員が凍り付くほどの大声で暴言と差別を繰り返してイベントの妨害行為に及ぶという事件が起こっていました。

私たちは事件直後から、大学当局にマンキューソ氏への処分や学内での差別禁止ルール制定などを求めてまいりました。しかし大学当局は今日にいたるまで誠実な対応をとりませんでした。

大学当局による事件の放置は、私たちARICへの二次的・三次的被害を継続して生むことになりました。大学当局が動かないことを知ったマンキューソ氏は事件後から、授業内外で接触した一橋大学の学生に対して、(2016年12月14日は)ARICの研究会に参加しに行ったが強制的に追い出されたなどのデマを吹聴してきました。そしてそれに影響された学生がARICを誹謗する事件まで発生しています。

私たちは学内の先生方とのご相談・ご協力の上、ハラスメント相談室など学内機関を介して何とか問題の解決をみるべく、外部への公表を留保しながら一年以上も地道に努力してまいりました。しかしもはや学内機関による問題解決は不可能であるという認識に至りました。

以後、マンキューソ氏による人権侵害・活動妨害やそれに便乗したARICとその関係者への誹謗については法的措置をふくめ断固とした対応をとることにします。

とりいそぎ学内の一部で出回っているデマを否定するためにも、2016年12月14日に発生した妨害事件に関する資料をここに公開いたします。

今後とも、ARICへの変わらぬご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。

反レイシズム情報センター(ARIC)

おすすめ