【ARIC関西 共催企画】 12月21日(月) ひろば「ヘイトスピーチ×民主主義――本格化する日本の難民バッシングを前に」


ひろば「ヘイトスピーチ×民主主義――本格化する日本の難民バッシングを前に」

開催概要

日時:2015年12月21日(月)18時15分から
報告者:梁英聖(反レイシズム情報センター(ARIC))
コメント:駒込武(京都大学教育学研究科教授/自由と平和のための京大有志の会)
場所:京都大学文学部第1講義室
共催:反レイシズム情報センター(ARIC)関西・自由と平和のための京大有志の会

・開催趣旨

いま日本各地では、笑いながら「朝鮮人を殺せ」などと叫ぶ、異常なヘイトスピーチ(差別煽動)が頻発しています。それは攻撃対象を在日コリアン以外にも拡散させ続け、遂にシリアはじめとする外国からの難民への攻撃にまで発展しつつあります。

「安保法制」が強行採決されてしまう今日、醜悪なヘイトスピーチの頻発は日本の民主主義にとってどのような意味を持つのでしょうか?

今回は民主主義の危機について、頻発するヘイトスピーチの実態とその主なターゲットになっている在日コリアンへのレイシズム(民族差別)から考えてみたいと思います。

中心的に取り上げるのは特に悪質な「在日特権」デマと、そこで主な攻撃に晒されている「特別永住」です。実は「在日特権」攻撃を行っているのはレイシストだけではありません。橋下徹大阪市長はじめ著名な右派議員・政党・知識人まで「特権」の見直しや廃止を公言し、少なからぬ支持を集めてきました。ヘイトスピーチとしての「在日特権」をきちんと批判できるよう、それがありもしないデマであるだけでなく、「特別永住」がどのような歴史的経緯・内容を持っているかきちんと理解する機会にしたいと思います。

今回のイベントは、反レイシズム情報センター(ARIC)関西と自由と平和のための京大有志の会との共催企画として開催します。お誘いあわせの上、ぜひお越しください!

・自由と平和のための京大有志の会

「安保法制」、言論への威圧発言、大学への君が代、日の丸の強制、等、この間の安倍政権による平和の破壊、学問の愚弄、憲法の蹂躙を止めさせ、新時代の自由と平和を創造するために、京都大学の学生、職員、教員たちで結成した団体です。
http://www.kyotounivfreedom.com/

自由と平和のための京大有志の会では、ひろば(京都大学の学生・教職員だけでなく市民にも開かれた勉強会)を多数開催されてきました。今回のイベントは、ひろばの一つをARIC関西が共催させていただきます。
http://www.kyotounivfreedom.com/category/seminar/

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